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2022/11/22 12:28
[TheWeft Minamiaoyama]
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今月の頭にお見せしたonoma.labのスタイルサンプル。
その中から、既にETHICAL FLEECE ANORAK HOODIEはご紹介していましたが、本日と明日でアウター類もご覧いただこうと思います。
CIVILIZED FIELD JACKET
本日はこちら、CIVILIZED FIELD JACKETです。
モチーフとなっているのは、ミリタリーのライナージャケット。
そこにonoma.labらしい、どこか”ひとクセ隠れた”遊び心感じるデザインとギア的感覚を盛り込み、見ていても着ていても楽しい1枚に作り上げています。
ノーカラーなので、首元をスッキリ見せてくれますし、インナー使いも楽しめますね。
それこそ以前お見せしたETHICAL FLEECE ANORAK HOODIEとは相性バッチリです。
FRONT
TAPE
特徴的な、フロントにある大きなポケット。
こちらは中央に広めのマチがついているため、深さだけでなく広さもあり、ガバっと開いてくれます。
ここでデザイナーのこだわりがありまして…
ただ全体的に大きくマチを付けるとポケットが下に垂れたり、きちんとたためなかったりしてきちゃうそう。
それでは見た目も使いやすさも納得いかないので、マチが良い具合に開くよう途中、カン止めで止めています。
そのおかげで、きちんとした佇まいのまま上側が大きく開き、ポケットの下側までアプローチできるようになっています。
またフラップ部分(裏)はボタンではなくマジックテープ仕様なのもポイントで、
モノの出し入れがとてもしやすいだけでなく、しゃがんだり下を向いて作業する時もポケットから落下する心配がありません。
何か手に持っている時でも、容易に使用できるのは嬉しいです。
HAND WARMER
OPEN
「冬になればポケットに手を入れたくなるもので、せっかくならフロントにハンドウォームも兼ね備えれば嬉しいし、収納力もUPするので重宝する」
とのことで取り入れられたのが、このハンドウォーマーポケット。
これ私の中で画期的と言いますか、シンプルに感動しました。
先程の大きな胸ポケットのサイドにあるのでナチュラルにデザインに溶け込んでいますし、ポケットの中の手の甲側に起毛した機能性素材を使っていて、それがまた気持ち良いんです。
この素材、吸湿性に優れて、汗や蒸れを素早く生地外面へ移動させてくれるので、ずっと手を入れていても不快感なくサラッとした着心地の良さを持続してくれます。
しかもちゃんと外側の色(OLIVEやNAVY)に合わせているんです。
一見外からは分からないような、さりげない場所にもこだわって、デザインされているところを発見するとグッときます。
また手の出し入れで生地と擦れる機会も多そうな箇所なので、あえてテープじゃなくポイントにもなるボタンを使用しているところも好きです。
PIPING
BELT
袖口、裾、前立ての端をパイピング仕様にすることで、ほつれないよう考慮しています。
サイドのスリットにはアジャスターをつけ、調節することで裾を絞ることも可能。
コーディネイトをするときにシルエットの変化をお楽しみいただけます。
またDURAFLEX®のスライド式クイックバックルを採用しているため、裾の開放も容易にできます。
CUFF
RIB
そして袖口の内部にはリブを忍ばせています。
通常のライナージャケットでは見かけない仕様ですよね。
ただこうすることで手首にキュッと止まるため外気を中に通さず、しっかり防寒性を高めています。
FABRIC
ここまでお見せしてきたポケットや前立て、裾の端や肘部分には、撥水とシワ加工を施したナイロンリップストップ生地を使用しています。
こちらは強度の高い糸を格子状に織り込んだ高強度の織物で、ほつれにくく破れにくいのが特徴。
こうした機能性を確保しながら、デザインのアクセントとしての役割もになっています。
FABRIC
本体に使用しているのは、細く超軽量なナイロンをキルティング加工したオリジナルファブリック。
それをヴィンテージ加工することでよりナチュラルな表情、風合いに仕上げています。
先程と同様にこちらも撥水加工しており、またシワになりにくい素材です。
CIVILIZED FIELD JACKETは羽織るとその軽さに驚かれるかと思いますが、
CURLY&Co.のアウターでも最近採用している、コアブリッドBという中綿を使用しているので、軽い上にしっかりと温かいです。
(※コアブリッドBは、静電気防止性機能、発熱蓄熱性能、保温性を発揮します。またリサイクルポリエステル配合の、環境にも配慮したダウン感覚の中綿です。)
COLOR
街に出る時、デザイナーは基本的にカバンを持つのが好みではないらしく、むしろ両手を自由にしておきたい派なんだとか。
アウトドアアクティビティにおいても、何かと便利なポケットが多いアウターウェアについつい目が行きがちのようです。
このCIVILIZED FIELD JACKETももちろん、そういった観点から着やすさ、使いやすさを意識して作ったとのこと。
こういった話を聞くと、onoma.labが彼から生まれたのが凄く納得です。
このアイテムだけでなく、前シーズンも今シーズンも、まさに自分が冒険している気分にさせられるような楽しい発見があるデザインのアイテムばかりなので。
是非皆さんも、見ていても着ていても楽しいonoma.labをチェックしてみてください。
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CURLY&Co. STOCKISTS
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小川
