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2022/07/23 12:06
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しばらくお知らせが続いた、こちらのJOURNAL。
本日は、アイテムのご紹介をします。
SUPIMA 80/3 Q/S TEE
先週から始まったばかりのCURLY&Co. 22AW COLLECTION。
7midにデリバリーしたアイテムの中には、ラマヤーナ、ペルーピマ、スビンDCHといったCURLY&Co.オリジナル素材の定番アイテム、そのニューバージョンも展開しています。
ということで、今回はそのSUPIMA 80/3 Q/S TEEの素材にフォーカスを当ててお届けしようと思います。
使用されているファブリックは、「80/3スーピマコンパクト天竺」というものなのですが、最初に「スーピマ」とは何かをご説明します。
SUPIMA
そもそもピマコットンというのは、エジプト綿とアメリカ綿の異種交配によって作られていて、アメリカ南西部やペルーのピウラ地方など一部の場所でしか製造されていません。
ちなみに名前のピマ(Pima)は、産地であるアリゾナ州のピマ群に由来しています。
そのピマは、コットン全体の生産量の5%しかない程のコットンになります。
そしてこのピマ綿の特徴は、通常のコットンに比べて繊維が長いこと。
その中でも長い繊維(35mm以上)のものを「Superior Pima」と呼ばれ、それを略したものが「スーピマ」です。
また、このスーピマは、コットン全体の生産量の1%にも満たないと言われています。
そんな大変希少性の高いスーピマの80番手(細い)糸、3本を撚り合わせて1本にし、生地にしたものが、「80/3スーピマコンパクト天竺」になります。
FABRIC
NEW FABRIC
もともと繊維の長いスーピマには、毛羽の少なさによる滑らかな肌触りや表面の美しさといった特徴がありますが、それを3本撚り合わすことで、ハリ感のある風合いと、シルクのような光沢感、そして耐久性が生まれるわけです。
そしてこの「撚り」も、ただまばらに3本を撚っているわけではありません。
左撚りの単糸(1本)を、3本右撚りに紡いでいます。
こうすることで、生地を編み上げた時の斜行(一方向に生地がねじれる現象)を軽減させ、また2本撚りに比べて糸の断面が丸くなり、光沢感のある生地になります。
単糸、双糸は個人的によく目にしますが、三子撚り(みこより)は初めて触れました。
私が実際に着用して感じたのは、繊細な素材ゆえの柔らかさと軽さです。
しっかりハリはあるのに滑らかで、サラッとしたストレスを感じない着心地に、最初は不思議な感覚でした。
通常のコットンですと、変に肌に張り付いたりして、夏には向かない印象を持たれることもあると思いますが、そんなことを覆してくれるような肌あたりです。
そしてポケットなどの装飾がないのに、表面の美しい光沢感によるTEEの存在感が凄まじいです。
デザインや着用写真はまた別日にまたお見せしようと思いますが、本当に1枚で着て様になります。
いかがでしたか?
CURLY&Co.オリジナル素材のニューバージョン。
是非、店頭で触れてみてください。
下記のリンクよりCURLY&Co.の各取り扱い店舗様の情報、ウェブ、オンラインショップもご覧いただけます。併せてお楽しみください。
CURLY&Co. STOCKISTS
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小川