下記のリンクよりCURLY&Co.の各取り扱い店舗様の情報、ウェブ、オンラインショップもご覧いただけます。併せてお楽しみください。
Blog
2021/07/10 20:19
CURLY&Co. Head Store「TheWeft Nakameguro」
月曜日-日曜日:12:00-19:00
定休日:水曜日
また、現在TheWeftではオンライン接客を受け付けております。
自由な外出が難しい方、遠方でなかなかTheWeftに来られない方などいらっしゃるかと思います。
この機会に是非ご活用くださいませ。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
オンライン接客について:https://curly-cs.com/theWeft/etc/74890/




昨日のJOURNALやインスタライブなど各種SNSにてお知らせしましたが、本日よりTheWeftエクスクルーシブの「ALBINI CN SS PACK TEE」がリリースされました。
触れただけでその上質さが感じ取れる素材をミニマルなデザイン・シルエットに落とし込んだ、究極のスタンダードTEEを目指して作成されたこちらのアイテム。
まずは原料、素材について詳しくご案内しようと思いますが、それについては我々の本社ファクトリーから届いた詳細な資料から引用し、皆様にお届けしようと思います。


FABRIC

今回アイテムに用いたのはイタリアの高級シャツ地で知られる老舗「Albini」で使用されているシャツ地と共通の原料「GIZA87」を使用したジャージー素材。
アルビニ社がこだわり、独自生産された「GIZA87」は、エジプト綿の中でも最上級の輝きを持つと言われる綿花で、美しい光沢、しなやかさ、繊維の丈夫さが特徴の上質な原料です。
<GIZA87特徴>
繊維長の長い綿を、超長綿と呼びますが、GIZA87はその超長綿の中でも特に繊維長が長い綿になります。
この繊維長が長い事のメリットは、細い糸を紡ぐことが可能になる事で、その結果、薄くて軽い生地を作ることが出来ます。
今回は、洗濯後の商品のヨジレを軽減するために、96番手の極細糸を2本撚り合わせた96/2(96番手双糸)に仕上げ、天竺編した生地が仕上がりました。
特徴は、シルクの様な美しい光沢と、しなやかな肌触りが生み出す極上の着心地になります。
(WHITEに関しましては着用者やコーディネイトによって透け感が出ることがありますが、生地の特徴としてご了承くださいませ。)

<縫製>
薄く、繊細な生地を縫製するのは、細心の注意が必要となります。また、注意だけでなく、縫い針や縫い糸にも通常とは違うものを使用しなければなりません。
ニット製品を縫製する場合には、生地の地糸切れを防止する為に針の先が丸くなっている「ボールポイント」(KN)と言われる針を使用します。
また、ハリの太さも10番~12番(数字が小さいほど細い)の太さのハリを使用する事がほとんどですが、今回の生地の場合は8番のとても細い針を使用し、さらにSFという針先がさらに細くなっているものを使用しています。
このように針が細い為、糸を通す穴も細く、通常の縫い糸(60番手)では抵抗がかかり目飛びや、針折れの原因となってしまいます。したがって、通常より細い(80番手)の糸を使用しています。(糸の番手は数字が大きくなるほど細くなります。)
このように、縫い針、縫い糸においても通常のものとは違うものを選定し、細心の注意を払いながら縫い上げています。

<シルエット>
上質な素材の質感をストレートに、そしてデイリーに実感して欲しいという思いから、こちらのアイテムはこれまでにリリースされたきたアイテムの中でも最もミニマルに仕上げられています。
裾回りもあえて動きを出さず、ストレートラインのスリットなし、首回りの開き具合もつまりすぎでも開き過ぎでもなく、絶妙に上品さを醸し出す様なラインにデザイン。
とは言うものの、インナーウェアとしてだけの用途で終わるのはもったいないアイテム。
ほんの少しだけ身幅や着丈にゆとりを与えて、タンクトップなどと組み合わせることでカジュアルになりすぎないシンプルTEEとしても活用できる様にしています。
一枚着としての着回しの良さ、アンダーウェアとしての高品質さを兼ね備えたTEEと言うことで、毎日の生活に寄り添う様な形で皆様のワードローブに加えていただければ大変嬉しく思います。
異なるカラーで組み合わせたラインナップになっています。
普段のコーディネイトやお手持ちのアイテムも考慮に入れつつお選びください。
今一度原点に立ち返って「上質なTEE」と言うものをご体感いただければと思います。
下記の連絡先までお気軽にお問い合わせ下さい。
田中